ベルギービールウィークエンド2018に行ってきた
こんにちは。コンサル課のヒガシです。
札幌の夏は、とても清々しい。
梅雨時期であってもカラッと乾いた感じのサッパリとした気候。
例えて言うなら、土屋アンナとか真矢ミキくらいサッパリしている。
米倉涼子ほどではないが、とにかくサッパリと過ごしやすい気候だ。
それ程までに清々しい夏の札幌だから、野外で飲むビールもひと際おいしく感じるものだ。
今や「札幌 夏 ビール」といえば、ティーン!と来る人も多いだろう。
そう、このキーワードから連想されるのは、夏の札幌大通公園で開催されるあの行事である。
ベルギービールウィークエンド
これだ。
指が映り込んでいるあたり、カメラに全く興味のない私らしさが出ていて可愛い。
とにかく、このイベント失くして札幌の夏は語れない。
大通公園8丁目で開催されるこのイベントは、その名の通りベルギーのビールを飲みまくるためにある。
札幌以外の都市でもスケジュールは違えど同じイベントが開催されているようだが、やはり札幌という清々しい気候のもとで飲むビールが格別なのだ。
このイベントでは、ビールをひたすら飲む。
つまみも売ってるが、メインは当然ビールなのだ。
野外特設ステージでは生バンドによる演奏や、昨年はベルギーの有名アーティストの演奏などもあったが、やはりそれもただの演出の一つであって、メーンはベールギーのビールなのだ。
ところでベルギービールって何?
説明するのは面倒なので、ウィキペディア先生の引用文を読んでほしい。
ベルギービールは、ベルギーで生産されるビールの総称である。日本ではラガービール以外のバラエティに富んだビールを指して狭義の意味で使う場合が多い(後述)。1997年のデータによると、ベルギー国内に125の醸造所があり、銘柄数は、OEMや輸出用銘柄等のレーベル・ビールを含めて1053種類、そのうちオリジナル・ビールは780種類におよぶ。スタイル別にみた場合はオリジナル・ビールが1159種類でレーベル・ビールが388種類の合計1547種類である[2]。ベルギーの人口に鑑みた場合、この数は多いと言える
なるほど。
よく分からんけど、まぁ要するに昔からベルギーでも美味しいビールを作るために頑張っていたよ、ってことだろう。
このようにベルギービールの背景を知ることによって、よりベルギービールウィークエンドを愉しむことができるというものだ。
まだ参加していない人は、もっとベルギービールについて理解を深めてから会場へ行くと良いだろう。
ベルギービールウィークエンドの参加方法
入場料は無料なので、現場の雰囲気を確認してから決めるのも良いだろう。
参加者はまず、専用コインとオリジナルグラス(持って帰れるよ!)をゲットする必要がある。
これがベルギービールウィークエンドのスターターキットなのだ。
- スターターキット:3,100円
- オリジナルグラス:1個がもらえる
- 専用コイン:11枚がもらえる
スターターキットを買った証として、手首に黄色い紙テープを巻かれる。
この黄色い紙テープが巻いてある間は、あなたもベルギービールウィークエンドリスト、略してベルビリストだ!
他のベルビリスト達と激しいベルビュエルを行う必要はない。安心して飲んでほしい。
ビールを注文する際は、会場に特設された各ビールメーカーのブースに行って「1杯ちょうだい!」と告げて、必要枚数分のコインとグラスを手渡すだけ。とてもシンプルだ。
グラスをジェット噴射水流で洗う設備も備えられているので、そこで「シュゴゴゴーッ!」と洗ってから次のビールを頼むシステムだ。
ビールの種類によっては3コイン必要だったり4コイン必要だったりするので、予め飲みたいビールをチェックしておいて計画的に飲むようにしよう。
会場の隅にパンフレットが置いてあり、注文できるビールが分かりやすくリストアップされているのでゲットしておこう。
といってもコインは別売り1枚210円で(ちょっと高けぇけど)追加購入できるから、飲み足りない人はじゃんじゃん追加購入して飲むと良い。
ちなみに、スターターキットのコイン枚数だと、使い方次第ではあるが大体ビール2~3杯+つまみ1個くらいが楽しめる。
ただし、ビール2~3杯といってもグラスの大きさから察するに150mlくらいなので、すぐに1杯飲み干してしまう。
さて、そんなわけで今回私は妻と二人で参加してきたので、現場の様子をレビューしていこうと思う。
ガンガン飲もうベルギービール
先に言っておくが、私はハッキリ言ってお酒が苦手……というかアルコールが体質に合わない人間だ。
健康診断の時に採血した後、看護師の方から「あら?肌が赤くなってるわね。アルコールが合わない体質のようね。」と言われたことがある。
つまり本来は、呑んじゃダメな人なのだ。
なので、今回は基本的にビール好きの妻の付き添いという形で参加した。
会場につくと、真昼間から陽気な雰囲気に包まれた異様な光景が広がっていた。
- 明らかに年齢差がおかしい叔父様と若い女性…。
- 一人でニヤニヤ笑いながら独り言をつぶやくご年配の男性…。
- イチャつきながら演奏を楽しんでいるカップル…。
皆、ビールグラスを片手に思い思いの楽しみ方でベルギービールウィークエンドに参加している様子。
こ・・・怖いッ!!
でも、楽しそう。
これがベルギービールウィークエンドなのだ。
とりあえず、酒が苦手な私は、つまみを食べたいと思ったので『FRITKOT』というショップの『チキチキボーン』を注文した。
う・・・美味い!!!
チキチキボーンの部分は、柔らかジューシーで肉汁もとっても美味しかったの。
あと、付属添付されてるポテトが、まぁー美味しいこと!
これはビールだけじゃなくて、つまみも十分に楽しめるね。
そうこうしていたら、妻が1杯目のビールを持ってきた。
なんていう名前のビールだったか忘れたけど、「最初は誰もが美味しいと感じる系の軽いやつから攻めていく」といった通な発言をしていたので、たぶんあっさり系のやつなんだと思う。
ペールエールだか、ピルスナーだか、ビールには色々と種類があって面白いらしいけど、私にはよく分かりません。
よく分からないけど、「一口くらい飲んでも大丈夫だろう」ってことで、私も一口飲んでみた。
す・・・すごいッ!!
ビールって苦くて臭いだけの炭酸飲料だと思っていたのに・・こりゃあ驚いた。
フレーバーが!!香りが・・!!今までのビールと全然ちがうではないか。
なんというかオレンジみたいな風味がして苦みも少ないから、ビールが苦手な私でも飲みやすい。ガブガブ飲んじゃった!
妻が言うには、このビールは何とかっていう種類に属するアレで、酒造工程においてオレンジピールを何かこう匠の技でテクッて、ふわっとアレした感じらしいの。
なるほどね!
次はこのビール。
うめぇ!!!
なにこれーー不思議!さっきのビールともまた違うフレーバーがあるんだけど、さっきよりガツンと香りが来たよ。
鼻腔がスカッとするね。後味も悪くないから、グビグビガブガブいけちゃう!
妻が言うには、このビールは何とかっていう種類で、日本人にも好まれやすい感じのすごいやり方の手法でササッと処理してるから、とにかく美味しいらしいの。
うん、なるほど!
がんがん注文するよ!
おお、これもウマイー!!!
だんだん強い感じになってきてる。もうこの時点で私の顔面は真っ赤に染まって完全に出来上がっていた。
でも、美味しいからどんどん飲んじゃうの。
妻が言うには、このビールは何とかっていう種類で、発酵がどうのこうのだから古代の酒造法に近くてアレがソレで美味しいらしいの。
なーるほどね!
ここらで、つまみが切れたので、『イカのフリット』ってのを注文。
ピャーーー!!これもうめぇーー!!
チーズがたっぷり乗ってて、衣サクサク。
合う合う!ビールに合うわー。
進む進む。ビールがすすむーー
飲む
飲む!
呑む、飲む!
という感じで、その後も色々な種類のベルギービールを愉しんだ。
すごく酔った
お腹もポッコリ。カワイイね。
もう、ここ最近で一番飲んだと思う。
そもそもお酒が苦手なくせに、ビールが一番酔いやすいと分かっていたのに、こんなに飲んでしまった。
後で妻から聞いた話では、ふつうのビールよりもアルコール度数が高めなのだとか…。
途中から「ベルギービール」が言えなくなって「ベルビーギール」になっていた。
公衆トイレに行く時も、足がフワフワして、たぶん2cmくらい空中に浮いてたんだと思う。
「大丈夫?www」って妻が笑う様子がぼんやりと記憶にある。
そして、コーンポタージュのお店でオニオンスープを飲み、電車で帰宅。
いやーー楽しかった!
今年は札幌大通公園で、6/22(金)~7/1(日)まで開催されています。
(平日16:00~21:00、土日11:00~21:00)
特設ページも用意されているので、気になる人はチェックしてみよう。
ベルギービールウィークエンド2018
以上です。チャオ