LINE運用型広告「LINE Ads Platform」活用セミナー in 札幌に参加してきました
EC事業部のAです。
2019年8月20日に札幌の北海道新聞社で開催された”LINE運用型広告「LINE Ads Platform」活用セミナー”に参加してきました。
早速ですが、今回のセミナーについて執筆していきたいと思います。
“LINE運用型広告「LINE Ads Platform」活用セミナー”
■LINEサービス概要紹介
LINEの全国のユーザー分布やユーザー属性、公式アカウントのサービス内容等、基本的な導入部分のお話しでした。
ここでは特段、有用な情報はありませんでした。
強いて言えば、日本国内のLINE総利用者数とユーザー属性の算出方法が気になりました。
8/21現在のLINE日本総利用者数は8100万人で15~29歳が2170万人(26.8%)
2019年8月1日の15~29歳の日本総人口が1847万人(LINE国内利用者が総人口より多い)
おそらく複アカウント等もカウントされているので実際の利用者数はLINEが発表している数値のマイナス30~40%ぐらいなのかなと思いました。(それでも十分多いですが)
■LINEを活用した、新たな顧客接点のつくり方〜「LINE Ads Platform」とは〜
「LINE Ads Platform」の紹介がメインでした。
LINE NEWS、LINE マンガ、タイムライン、SmartChannel(チャット欄の一番上) etc…
と配信出来る面が多いのは魅力的でしたが、LINEで情報収集やタイムライン利用、漫画を読んだりしている人の年齢層が気になりました。
ターゲティング設定は他の広告には無いテレビ閲覧の頻度や車種の設定があり、大変興味深かったです。
そしてLINEで持っている行動データが他の広告よりも確度が高いので広告設定の信頼性も高いとの事でした。
運用方法や、事例の紹介もいくつかありましたが、遠回しな表現が多く効果の裏付けとなるデータの提示も無かったため、あまり参考にはなりませんでした。
■株式会社メディカルジョブセンター様 トークセッション
LINE Ads Platformを運用している株式会社メディカルジョブセンターの佐々木 啓人 氏が登壇し、
導入に至った経緯や運用施策等についてお話して頂けました。
少額スタートで結果が出ない期間から獲得媒体比率34%に至るまでの経緯が特に参考になりました。
クリエイティブ多用 × 予算多量 × エリア毎にキャンペーン作成とLINE広告に対して人的、金銭的コストをかなり掛けているなという印象でしたが
人材紹介の広告でここまでCPAを取れるLINE広告のポテンシャルの高さを感じました。
クリエイティブは、”暖色系の加工だと反応が良い”との事で、この点は現在運用中のInstagramと共通していました。
画像は”シンプルでデザイン性が高くない方が反応が良い”とここは共通していませんでしたが、
おそらく、LINE広告はInstagramより年齢層が高いユーザーがLINE NEWSやタイムラインを利用しているので、
デザイン性が高すぎる物のクリック率が低いのかなと思いました。
タイトル文言は、他の広告と一緒で「好条件、好待遇、30万以上」のような誰にでも理解できてインパクトのあるものの効果が高く、
「売り手市場」などの遠回しで理解し辛い表現は反応が悪くなるとの事でした。(他の広告と一緒)
総括
ターゲティング指定の確度が高い + 広告ポリシーが緩いので
扇動的な広告をターゲット層に打ってLINE公式アカウントの友達登録を増やしたり、公式サイトへ流入させるのに有効的だと思いました。
実際の運用事例は裏付けとなるデータが少なく、鵜呑みには出来ない感じでした。
期待していたより内容は薄かったですが、LINE公式アカウントやLINE Ads Platformの導入の仕方がわからない方が行くのであれば、サポートも手厚いのでオススメです。