ウェブ解析士の勉強でどこまでSEOを学べる?ウェブ解析テキストから厳選!SEOの知識
3月中頃になり、札幌では雪解けが進み暖かくなってきました。
先々週の吹雪が嘘のように感じます。
都内にお住まいの方は、もうそろそろお花見を楽しめる季節が近くなってきましたね。
こんにちは!
先日、ウェブ解析士の試験を受けてきた橋本です。
最近、試験勉強をして外に出歩かなくなりブログのネタがなくなりましたので
今日はこの「ウェブ解析士」の資格とSEOに絡めて紹介していきます。
「最近、ウェブ関係の仕事に携わることになったけど、ウェブの業種は未経験で知識にも自信がない…」
「ウェブ解析は普段からしているけど、基礎的なことを通してじっくり学び
事業の成果に結びつけるような解析をしたい」
というようなことを時に考えたりしませんか?
もちろん独学でも勉強することは可能かと思われますが、
体系的にウェブ解析を理解したい場合などに、
そんな悩みを解決するのが先程お話しした「ウェブ解析士」なんです。
「ウェブ解析士」とは …一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)が認定している資格のことです。
ウェブ解析士は、ウェブ解析ツールのデータやレポートを読んで正しい人材になることを目的とした資格です。 さまざまなデータをもとに現状のウェブマーケティングやウェブサイトの特徴、課題を分析しデータを持って改善 アドバイスを行う力が求められます。
また「ウェブ解析士」以外にも、「上級ウェブ解析士」、「ウェブ解析士マスター」などの上位資格が存在します。 ウェブ解析の目的は「ウェブ解析を事業の成果に結びつくこと」に直結しているので、 勉強内容もすぐ実務に生かせるものが多いかと思います。
⇒ 「ウェブ解析士協会」(公式)
ちなみに、弊社では、「スキルアップ支援制度」として、セミナーの参加や資格を受ける費用を全額費用を全て 会社が負担して支援してくれる制度があります!
今回私はこの「スキルアップ支援制度」を利用して試験を受けました!
「スキルアップ支援制度」についてはこちらのページで紹介しています。
⇒ 「スキルアップ支援制度」
さて、この「ウェブ解析士」には公式テキストがあり、試験前の勉強は公式テキストを使って勉強します。
毎年、ウェブ解析士のテキストは新しくなっており、最新のウェブ業界に対応した情報として更新されています。
そのため、2018年版のテキストでは、全ページ300ページほどのボリュームがあり、まったくウェブに携わらない人にも理解できるように作られています。
(用語によっては章をまたいでの解説もある場合もあるので、公式サイトの「ウェブ解析用語集」を見ながら確認していくと理解しやすいかと思います。)
そんなボリュームのあるこの「ウェブ解析士の公式テキスト」のみで
「どれほどSEOに対して知識を身につけられるのか」
気になりました。
(SEO…検索エンジン最適化(Search Engine Optimizationの略) 検索エンジンでユーザーがキーワードを検索したとき、サイトを上位表示できるようにする施策)
次から、公式テキスト内に書かれているSEO関連のものを特化して一部紹介していきます♪
ウェブ解析士のテキストから学べるSEO関連
- 検索エンジンの仕組み
- 検索結果が順位を決める「内部要因」「外部要因」
- SEOのメリット
- 「Google Search Console」や「キーワードツール」「トレンドツール」の活用
テキスト内のSEO部分は、大まかな分類にするとこのような形になります。 その他にも、「SSLl/TLSサーバー証明書対応」「スマホファースト」などのように Googleが推奨していて、SEO上優遇していると明示しているものなどもちょくちょくテキスト内に紹介されています。
今回はこの大まかな部分だけ紹介いたします。
検索エンジンの仕組み
検索エンジンの代表例はGoogleです。(国によってはyahoo!やBingなどがシェアを持っています。) これらの検索エンジンは「ロボット型検索エンジン」と呼ばれ、検索エンジンのロボットがクロール(自動巡回)し、サイト内の情報を取得しインデックスします そして、検索エンジンはそのデータをもとに検索フレーズに適したウェブページを検索結果に表示します。
基本的なことが書かれているかと思いますが、結構重要なことだと思います。検索エンジンがしっかりとサイト内の情報を収集できなければ、検索結果に正しく反映されない、またサイト内を巡回してないサイトはインデックスされないため検索結果に表示されないため仕組みを知っておくことは大切だと思います。
検索結果が順位を決める「内部要因」「外部要因」
検索エンジンの順位は内部要因(高品質なコンテンツのサイトの内部構造や更新頻度など)と外部要因(被リンクやSLLなど)により決まります。それぞれの 対策を内部対策、外部対策といいます。
(中略~)
SEOを行う際に特に重要なことは、どのようなキーワードを中心に評価されたいのか明確なビジョンを持つことです。
ここには長くなってしまうので書いていませんが、内部対策や外部対策も一部紹介されてます
(例googleが公式に出している「SEOスターターガイド」や「ウェブマスター向けガイドライン」の一部内容紹介など)
どのようなキーワードを中心に評価されたいのかを考えることは、どういったキーワードをがユーザーのニーズに沿うようなものなのか、 自社のビジネスに一致しているキーワードなのかなど、ただ単に狙いやすいキーワードではなく、ユーザーから見ても自社側から見ても検索ニーズと自社のコンテンツにマッチした情報を提供できることから、SEOだけではなく見込み客の獲得など成果に結びつきやすくなりますね。
SEOのメリット
ウェブサイトを上位に表示させることができれば、ユーザーの目にも止まりやすくなり、多くの流入数を獲得することができます。
しかし、実際に検索結果に上位表示されたとしても、クリックしてウェブサイトに来てもらわなければ意味がありません。
そのためには「スニペット」と呼ばれる、titleとdescriptionの組み合わせを魅力的に表示させる必要があります。
(中略)
検索エンジンでサイトを上位にあげるには、検索エンジンのアルゴリズムにあった対策を施す必要がありますが、表示順位を決めるアルゴリズムは
明らかではなく、試行錯誤が必要です。 対策を行っても検索を順位に反映させるかどうかは検索エンジンが決めるため、リスティング広告と比べると効果が計測しにくい点には注意すべきです。
「Google Search Console」や「キーワードツール」「トレンドツール」の活用
「Google Search Console」はGoogle がサイトをどのように判断しているかを知ることができる、またGoogleに同じく対してサイト情報の送信を行うなどこちら側から働きかけることができるツールです。
こちらはツールの使い方が紹介されています。たとえば「Google Search Console」では、実際にサイトがペナルティ判定された時の対処の仕方や、「検索アナリティクス」ではキーボードのボリュームの調査や、「Fath as Google」でサイトを全体をクローラーが 巡回するように依頼することなどを紹介しているページになります。
まとめ
全体的な感想としては、SEO内容が中心ではないため、若干情報量は少ない感じはしますが、最低限覚えておかないといけない知識としては簡潔にまとめられているかと思います。 ウェブ関連に全く携わっていない方にも入門としては学べることが多いかと思いますので、資格で勉強したことを生かしてスキルアップにつなげていきたいですね!