【喘息】咳ぜんそくを29歳で発症~原因は鼻炎!?~
こんにちは、29歳にして“咳喘息(咳ぜんそく)”を発症した曵地です。
月に1回、検査&薬の処方を受けるため通院を余儀なくされています。
生まれてこの方、通院というイベントは歯の治療以外したことがなかったのに、まさか咳ぜんそくになるなんて・・・。
健康だけが取り柄の僕が ZE★N★SO★KU ですって フフフ (笑えない)
RPG風に言うと【スキル:ぜんそく】を身につけてしまいました。(効果:咳が出てツラい)
ボンバーマン風に言うとドクロパネルに触れてしまった状態です。(人にうつせたらいいのに)
同世代の20代後半の方なら表現の古さが分かってくれるはずです。
現在、完治へ向けて絶賛治療中です。
正直、仕事に支障が出るくらいツラい体験をしました。
咳ぜんそくの発症に気が付いてから、治療に至るまでの経緯を語りたいと思います!
「咳がうるさいよ」と言われた:2019年1月
それは今年に入ってすぐのことでした。
ある日、向かいのデスクに座る同僚にこう言われました。
同僚「曵地さん、咳ゲホゲホうるさいよ?どうした?死ぬの?」
曵地さん「え?マジ?死ぬのかな?」
最初は、風邪が長引いたせいかな?と思っていました。
冬は空気も乾燥してるし、喉が荒れているんだな程度しか考えていませんでした。
でも、人から言われるレベルって相当やばいかも?と流石に不安になった曵地氏。
「咳 病気」でグーグル先生に助けを求めました。
すると、マイコプラズマだの肺ガンだのぜんそくがどうのこうの、めちゃくちゃ脅してくるじゃありませんか。
ああ怖い。
職場で周りに迷惑かけてはいかんなと思ったのでさっそく内科の病院へ駆け込みました。
内科の先生「風邪だね、たぶん」
曵地さん「風邪かぁ・・・やっぱそうだよね」
内科の先生「喉が赤いね、炎症起こしてるっぽい、咳の原因はそれかも、うがい薬出しておくわ」
曵地さん「はぁーい」
この時は自分が咳ぜんそくだなんて微塵も思っていませんでした。
身体に異常なんてないさ、大丈夫さ、と“健康神話”(意味不明)を信じていました。
呼吸器の専門ではない先生の診断結果を鵜呑みにしてしまったのです。
ツラい日々の幕開けとも知らずに・・・うがい薬で何とかなるべと思っていました。
ガラガラガラッ ( ゚д゚)、ペッ
いよいよ咳がヤバイ:2019年5月
4カ月が経過し、一向に症状が治まらず、日に日に悪化。
この頃になると、朝と夜に突然激しく咳込むことが増えていました。
日中もマスクを手放せず、焼肉の煙を吸おうものならゲホンゲホンのゲッホンホン状態でした。
いやちがうな
正確に文章で表現すると「ウェッゲェッッッホゲェッホッッッ」って感じですね
まず、夜にスヤァと寝ようとした途端に咳が出ます。
ぜんぜん寝付けません。
朝、目が覚めると ゲホン×10
なんだったら自分の咳で目が覚めます。
結果、寝不足に・・・。
仕事中もほぼ常に咳が出るので集中力が散漫になり、自分でもこれはうるさいなと認識。
こりゃもう風邪じゃない 絶対違う
Google先生の”ぜんそく”という予測が現実味を帯びてきました。
案の定“ぜんそく”と診断される:2019年6月
いよいよ限界に達し、原因究明のため、今度は呼吸器内科の病院へ駆け込みました。
新海誠作品の名セリフ風に言うとこんな感じです。
「そしてある朝、かつてあれ程までに正常で健康だった身体が綺麗に失われていることに僕は気付き、もう限界だと知った時、病院へ行った。」
そしてある朝、かつてあれ程までに真剣で切実だった思いが綺麗に失われていることに僕は気付き、もう限界だと知った時、会社を辞めた。
呼吸器内科の先生「ぜんそくですね、正確には“咳ぜんそく”です」
曵地さん「( ゚д゚) SEKI☆ZENSOKU?(ローマ字にするとカッコいい理論)」
まじか 本当にぜんそくだったんか
( ^ω^)・・・
僕は“ぜんそくの子”だったのです。
曵地さん「ねぇ、もうすぐゲホるよ」
咳ぜんそくとは?
咳喘息は、慢性的に咳が続く気管支の病気です。
咳喘息にかかると、一カ月以上、空咳(からぜき)が続きます。
ひどい場合は咳が一年以上続くこともあります。
ただし、喘息に見られるゼイゼイ、ヒューヒューといった喘鳴(ぜんめい)や呼吸困難はありません。
また、発熱や痰(たん)などの症状はほとんど出ません。
夜中から明け方に激しい咳が出たり、寒暖の差や喫煙で咳が出やすくなるのが特徴です。
こうして咳ぜんそくの特徴を見ると完全に自分の症状と一致していました。
痰は出ないのにずっと咳が続くし、、咳が出やすい時間帯もドンピシャ!!!!
咳ぜんそくを放置するとヤバイ
呼吸器内科の先生「咳ぜんそくを放置すると呼吸困難を伴う本当の“ぜんそく”になるよ」
曵地さん「呼吸困難て、本当に死ぬかもしれないやつじゃん」
同僚に「死ぬの?」と聞かれていた頃が懐かしく感じました。
ぜんそくには段階があるらしく、これ以上悪化すれば“気管支喘息”という病気にレベルアップするとのこと。
喘息は、主にアレルギー性の炎症によって気管支が狭くなる病気で、炎症を鎮めないでおくと、発作の起こりやすい状態が慢性化してしまいます。
慢性化すると、突然の咳き込みや呼吸をするたびにゼイゼイ、ヒューヒューといった音がする喘鳴(ぜんめい)、息苦しくなる、といった症状が起こります。
喘息の発作が起こると、気道(空気の通り道)の粘膜がさまざまな刺激に過敏に反応して炎症でむくみ、狭くなります。
その後、痰(たん)がたくさん分泌されて気道をふさぎ、呼吸が困難になります。
引用元:成人気管支喘息(ぜんそく)
もっと早く呼吸器内科に行っていればよかった トホホ (´・_・`)
原因は鼻炎からくる鼻水!?
咳ぜんそくと診断された直後、こんなことを言われました。
呼吸器内科の先生「君、鼻水ズッズッしてるけど鼻炎?レントゲン撮ってみようか」
曵地さん「え?そうなの?鼻水ズッズッしてる?」
パシャリンコ(レントゲンの音)
呼吸器内科の先生「うん、レントゲンで見ても炎症してるね、君は鼻炎だよ」
曵地さん「え、咳は?ぜんそくどころか鼻炎?もうボッコボコじゃないですか僕の身体」
なんと、曵地はぜんそく以前に慢性鼻炎持ちだったのである。
どおりで鼻水が年中出て、鼻かむわけだ・・・。
習慣になりすぎて、言われるまで気付けなかった。
呼吸器内科の先生「慢性鼻炎だとぜんそくになりやすくなるんだよ」
どうやら鼻炎によって鼻水がでて、それが喉に落ち、さらに炎症を起こしているらしい。
鼻水汚いもんね・・・。
それが年々悪化していき、咳ぜんそくという症状になって現れたのだとか・・・。
後鼻漏という病気に近い症状らしい。
後鼻漏は、異常な鼻水がノドの方へ流れ落ちてくる症状です。
引用元:アレジオ銀座クリニック
つまり、
鼻炎⇨鼻水発生⇨鼻から喉へ(鼻水の移動)⇨気道の炎症⇨咳ぜんそく
という流れで発症したことが判明。
みんな!鼻炎は咳ぜんそくになるらしいぞ!気をつけて!
咳ぜんそく治療開始:2019年6月
こうして咳ぜんそくとの長い戦いが始まったのです。
僕の場合は、喉の炎症と鼻炎の治療を同時並行で行う必要がありました。
喉の炎症だけを治そうとしても、鼻水が垂れてきて、また炎症を引き起こしてしまう。
鼻水を消すために、鼻炎を治しても咳の原因である喉の炎症が消えない。
ニワトリが先か・・・卵が先か・・・みたいなことだと思っていただければ幸いです。(違う)
日々の治療に欠かせない愉快な仲間たち(医薬品)
現在、曵地さんは数多くの仲間(医薬品)に囲まれ生活しています。
治療開始と同時に様々な医薬品を処方されたので、その効果や使い方をご紹介したいと思います。
ちなみに市販薬では咳ぜんそくは治らないそうです。
咳ぜんそくになったらこんな薬を使うんだよ特集です。
シムビコートタービュヘイラー(60吸入)
これ1本で1カ月分です。
いわゆる吸入器と言われるステロイドを含む薬です。
喉の炎症を治すために使用中です。
ステロイドと聞くと本当に自分がぜんそくになったんだなと実感します。
高血圧や感染症などの副作用が生じやすくなると言われている薬ですが、僕の場合は今のところ特に体に変化はありません。
1日2回、シュコーって吸入してます。
ダース・ベイダーの気持ちになれます。
咳ぜんそくという名の暗黒面(ダークサイド)に僕は堕ちてしまったのです。
ザイザル錠5mg
鼻炎を治すために使用している内服薬です。
ザイザルは花粉症によるアレルギー性鼻炎を抑えるために使われることもあるそうです。
1日1回飲んでいます。
米粒みたいな大きさなので飲みやすいです。
アラミスト点鼻液27.5㎍(120噴霧用)
こちらも鼻炎を治すために使用している点鼻薬です。
これも1本で1カ月分です。
1日1回、鼻の穴に突っ込んでシュッシュと噴霧しています。
副鼻腔の奥に薬の成分を届かせる必要があるため、風呂上がりの10分以内に使用しています。
身体が暖まると副鼻腔の入り口が開くためらしいです。
10分以内なので、タオル1枚のほぼ全裸で鼻の穴にノズルを突っ込んでシュッシュしています。
風呂上がりのコーヒー牛乳ではなく、風呂上がりの点鼻薬といったところでしょうか。
小青竜湯(漢方薬)
鼻水を止めるために、処方された漢方薬です。
たくさん袋に入ってて、駄菓子みたい。
1カ月分だとこの14個入り1セットの袋を5つ渡されます。(ドッサリ)
1日2回、服用しています。
顆粒状になっており、ザ☆漢方という感じの独特なニオイと苦い味がします。
ぶっちゃけ、僕には気休め程度の効果な気がしています。
漢方薬は人に合う合わないがあるらしいです。
何もしないよりましかな?と思って飲んでいます。
咳ぜんそくにはあまり効果がない医薬品
ついでに、使ってみたけどあまり意味のなかった薬をご紹介します。
内科の病院で処方してもらったうがい薬が2つあります。
左の「ネオヨジン(ガーグル7%)」と右の「ネオステリングリーン(うがい液0.2%)」という薬です。
そもそも、どちらも口内を消毒して細菌を除去するための薬です。
そのため、僕が発症した咳ぜんそくには効きませんでした。
鼻水に含まれる細菌は消毒してくれるかもしれませんが、鼻炎には効果がないので、いくらガラガラしても無駄でした。
ガラ損でした。 ( ゚д゚)、ペッ
札幌でぜんそく治療をするなら「医大前南4条内科」がオススメ
病院名:医大前南4条内科
住所:〒064-0804
札幌市中央区南4条西15丁目1-32ほくやく南4条ビル3F
電話番号:011-521-1159
受付時間: 9:00~12:00、14:00~18:00(木曜・土曜は午前のみ)
休診日:日曜・祝日・第4土曜日
咳が長期間続くなど、ぜんそくの疑いのある方は呼吸器内科の病院へ行きましょう。
僕は北海道の札幌に住む札幌人なので、地元の「医大前南4条内科」という呼吸器内科の病院をオススメします。
僕の症状を咳ぜんそくだとすぐに見抜いてくれた凄腕の先生がいる病院です。
医大前南4条内科は、僕が知る限り平日に行っても激混み状態の病院です。
1カ月先までびっしり診察予定が埋まっていることもあるようです。
人気なんだね。
薬の使い方を丁寧に指導してくれる
この病院の特徴は、これでもかってくらい治療に使う医薬品の説明をしてくれる所だと思います。
病院って大抵
「薬出しときますねー」
「説明書入ってるんで見てくださいねー」
で終わりじゃないですか?
ところがどっこい ココの病院は違うんですよ。
シムビコートだけで5分くらい徹底的に説明してくれました。
例えば、吸入器は吸い込む角度や吸い込む時間など、正しい方法で使用しないと効果が半減してしまうらしいです。
練習用の吸入器を使ってマンツーマン指導してくれます。
呼吸器内科の先生「ハイ、吸ってー、もっとしっかり吸ってー」
曵地さん「シュコー」
呼吸器内科の先生「息止めてー、5秒間」
曵地さん「む(息を止める)・・・」
呼吸器内科の先生「ハイ、吐いてー、鼻から吐いてー」
曵地さん「ハー(終わりかな・・・?)」
呼吸器内科の先生「もう1回練習しようか」
「平行に吸入器を持って、吐き出すのは口じゃなくて鼻からね」
「このあとは点鼻薬の使い方を練習しようねー」
曵地さん「( ´_ゝ`)はいぃ・・・(めっちゃくちゃ説明するやん)」
咳ぜんそくを治すコツは、いかに薬を正しく使用するかだそうです。
ステロイド薬はお金もかかるし、ちゃんと効率的に治そうねってことらしいです。
現在の状態:2019年10月
治療開始から4カ月経ちますが、日々の投薬の甲斐あって、咳の症状はほぼ無くなりました。
毎日、快眠生活ができています。
仕事中にゲホゲホしてうるさいと言われることもなくなりました。
しかし、先生曰く、今の状態は“完治”というわけではなく、炎症が抑えられているだけらしいです。
まだまだ、しばらく通院生活が続きそうです。
診察費や薬代で月に4千円~6千円くらい飛んでいくので悲しいです。
さよなら 諭吉 おかえり 英世
鼻炎による鼻水タラリが続いているので、いまだに毎日、半裸で点鼻薬をシュッシュしています。
雨にも負けず、風にも負けず、シュッシュ
ねぇ 風邪引くよ?
咳ぜんそくを緩和させるオススメグッズは加湿器!?
咳ぜんそくになって分かったことは喉が炎症によってイガイガするということです。
薬を飲まなくてもどうにかイガイガを緩和できる体に優しい方法はないかと思っていろいろ調べ、実践した結果・・・
加湿器最強じゃね?
という結論に至りました。
加湿器おすすめです。
喉を潤す手段として、加湿器で部屋全体の湿度を上昇させてあげればいいのです。
症状が良くなるとか改善されるわけではありませんが、少なくとも乾燥による悪化は防ぐことができます。
加湿器の噴霧を見てると「あぁ 加湿されてるなぁ」と目視で認識できるので、守られてる感が出て、気持ち的にも楽になります。(個人差があります。)
家で使うなら空気清浄機能付きのパナソニック「ジアイーノ」が最強です。
部屋の空気を綺麗にできて、ニオイも消せて、加湿ができる!
咳ぜんそくじゃなくても一家に一台あってもいいやつ〜
ミルクボーイ的に言えば「なんぼあってもいいですからね」のやつ〜
デスクワークの人には、謎の中国製(?)Jawwei「卓上超音波式加湿器(仮称)」をおすすめします。
なんだかよくわからない謎のメーカーの商品ですが、「加湿」という一点においてはとてつもない効果を発揮します。
小さいのにパワフル!
噴霧力がスゴイ強い!
角度が調整できるので取り回しが楽!
何より安い!
耐久力もある!(「壊れたらまた別の買えばいいや」の精神で購入しましたが、半年たっても壊れていません。)
アロマも使える!(癒し効果も!?)
そして、 なんと! 七色に光る!(無駄機能)
加湿器と言っても様々なタイプが存在するので、自分に合ったデザインや機能を選んでみるといいと思います。
まとめ:慢性鼻炎の人は“咳ぜんそく”になる前に治療を開始しよう
まさか鼻炎が咳ぜんそくを招くとはね。
僕の場合、咳ぜんそくの治療を開始してから症状が落ち着くのに2カ月くらいかかりました。
もっと早く治療を開始していればすぐに治ったかもしれません。
自然に咳ぜんそくが治ることもあるようですが、放置すると30%の確率で気管支喘息にレベルアップしてしまうそうです。
こんなことにならないために、鼻水ズッズッしている慢性鼻炎の人はアラミストなどの点鼻薬を鼻にぶち込む生活を始めましょう。
真面目な話、病院へ行きましょう。
そんなこんなで曵地のハラハラ☆ドキドキ☆ワクワク咳ぜんそく物語は終幕です。
駄文、長文失礼しました。
咳ぜんそくについて詳しい話を聞きたい方はチャットワークにて、曵地(ひきち)宛にご連絡ください。
“咳ぜんそくはつらいよ”の話をお聞かせすることが可能です。
また、当方はWEBサービス事業部に所属しておりますので、ついでに(?)SEOなどについてご質問・ご相談等があればお気軽にお問い合わせください。
Chatwork ID:hikichi_54