開発室ブログ

VurtualBox

初見でCentOS8

業務ではもっぱらCentOS/Apache/MySQL/PHPな環境で仕事をしている開発員Tです。

さて、9/24にCentOS8がリリースされてもう少しで1ヶ月といったところで、ようやく仕事に一区切りがついたのでCentOS8を触り始めました。 かつそんなにCentOS8のことを調べられていなかったので、今回は一切の事前情報なしにCentOS8をVirtualBoxに入れてRLoginでssh接続するまでを追ってみました。

容量に戸惑う

さて何をしようにも、まずはCentOS8のISOをダウンロードしてこないと・・・ いやMinimal版どこよ。

ダウンロードしようとしたら 6.6GB いやでかい。すぐ入れたいのに。Minimal版どこよ。

さてGoogle先生の出番。「CentOS8 Minimal」で検索。なるほど。いつもネットワークの設定とかするところでMinimalを選ぶと。

いつもMinimal版から入れていたので、これはちょっと不便。さくっとISOダウンロードができなくなった。令和30年とかにでもなると、6.6GBのダウンロードなんて秒で終わるようになってしまうんですかね。

インストール時、Minimal版を選ぶところ以外はそこまで変わった箇所はありませんでした。細かいところでいえば、ネットワーク接続をOFFからONにするのが少し早くなった?程度。個人差ありまくりの箇所です。

起動に戸惑う

Rebootもかかりあとは起動を待つのみ。これは勝ったな。コーヒーとってこよ。

えー・・・。CentOS7のときはISOじゃなくてドライブ読みに行ってたじゃないですかー・・・。

仕方ないので、電源をオフにしてVBの設定を変更。ストレージからISOを除去して再起動。

無事に起動しましたね。途中なんか3つほど四角がでて、まさに「今読み込んでまっせー」というような画面が一瞬出ましたね。アップデートされたのを感じる。

ifcfg-enp0s8の開放に戸惑う

次にRLoginから接続できるよう、ホストオンリーネットワークの設定であるifcfg-enp0s8を起動してやる。

root権限でログインし、/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-enp0s8をviで起動し、ONBOOTをYESに変更。そしてsystemctl restart networkをかけると。これで終わ

もうちょっとだけ続くんじゃよ。

どうもネットワークコマンドがなくなっている模様。しかも起動設定はnmcliからすべてやるように変更されたようです。nmcliなんて触ってことないよ!

ここからGoogle先生をフル稼働。まずnmcliをそのまま実行。

思いっきり「enpos8は使えねーよ」って出てます。これを緑色にしてやります。(ユニットテストかよ)

こうやってーの

はい緑色ー。緑色は安心するー。

このままだと再起動したときに赤色に戻ってしまうので、自動接続をオンにします。

自動設定の名前は「connection.autoconnect」なので、これをmodifyでyesに変更します。

改めて確認してyesになっていればOK。

これでRLoginから接続。

はい、接続できました。

最後に

慣れている人にとってはすんなりと自分の開発環境をそろえられるのですが、大型アップデートをはじめて迎える人にとっては困惑することが多いのではないでしょうか。

今回の場合だと、CentOS8が出てから1ヶ月ほどたっていて、かつその前にも触れた人はいたため、検索することで解決できましたが、出始めのころだと環境設定で躓く人が多そうという印象でした。

iptablesがnftablesになっていたり、yumがdnfになっていたり、php7がepelを介さずとも入れれたりといろいろ変更があったCentOS8。いろいろ触っていきたいと思います。

とりあえず!!!Centさん!!!VagrantCloudにCentOS8をはよ!!!

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