開発室ブログ

健康

Broken of …

 今年は雪が少なく春の訪れも早くワクワク感が例年よりも高まっています。結局、この冬はスキー場には1回しか行かず体たらくな日々を過ごしていたおかげで体重・体脂肪共に高止まりな2018-2019シーズンでした。

はじめに

 2ヶ月ほど前に他部署の方からスポーツクラブのタダ券を頂き、1日体験に参加してきました。吐きそうになりながらでも程よい疲れが心地よかったので、一念発起でイイ感じなスポーツクラブへ通うことにしました。ちなみに入会したスポーツクラブはこのサイトで探しました。

スポーツクラブ・ジム・フィットネスをまとめて検索 | FIT Search

 3月から週3ほどスタジオレッスンに参加していたそんな折、ある事故が起きました。それは入会してから1週間後のコトでした。

Xデー

 入会して数日は調子に乗って飛ばしすぎてゲロゲロな状態になったので、その日は少しセーブしながらレッスンを受けていました。レッスンの中盤当たりで左足を軸に体を右に向け、右足を後方に伸ばした瞬間、突然右のふくらはぎに激痛が走り、思わずその場に座り込んでしました。

 振り付けを間違い後ろの人と錯綜して足がぶつかったのかと思ったのですが、後ろの人はノーリアクション。インストラクターが駆け寄り足の下にヨガマットを丸め、足を上げて暫く休んでましたが激痛は収まる気配がなく、つま先下がりの違和感を感じる足を引きずりながらスタジオから退出すると、スタッフが駆け寄りアイシング等の処置して頂きました。

 スポーツクラブのスタッフがタクシーの手配と夜間当番病院を調べて頂き、タクシーに乗車するまでサポートして頂きました。病院に到着後、車椅子に乗りレントゲン撮影後、診察を待っていました。

診断の結果 -

右アキレス腱断裂

入院

 翌日、比較的自宅から近い整形外科で診察してもらい、保存的治療よりも回復が早い手術を勧められました。仕事のこともあるのでその場では入院スケジュールを決めずに帰宅しましたが、過去に別のケガでかかりつけの整形外科に新設されたスポーツ関連の外来がある(主治医は女医先生)のでセカンドオピニオンじゃないけど、そこでも診察してもらいました。

 そこでもやはり手術が必要とのことなので女医先生がいるかかりつけの病院に入院することを決め、今後のスケジュール説明を受け帰宅しました。

 手術の前日に入院とのコトなので、大き目のバックパック1つに荷物をまとめます。過去の入院経験から大体こんな感じで準備します。

  • 3日間くらいの着替えと部屋着的なもの(病衣利用せず)
  • スーパー銭湯へ行くような荷物
  • SIM無しワンセグTV付きスマホ&イヤホーン
  • ノートPCにドラマ5クール分と映画5~6本分


手術前夜

手術

 手術当日。小学生頃の虫垂炎以来、数十年ぶりの外科手術にチョット緊張します。手術着に着替え、ストレッチャーに乗せられ手術室へGo!

 手術室で氏名と手術箇所を聞かれ、それに答えます。オペ看から「少しウトウトますからね~」っと言われたので「絶対に寝ないぞっ!」と頑張ってたのですが、1分もしないうちにオチました。

 目が覚めたのは3時間後位でしょうか。マスクのようなものを付けられてたと思いますが、意識がモウロウとしてあまり思い出せません。聞いた話によると手術自体は1時間もかかっていないとのコトで、主治医の女医先生から手術内容を図解で説明して頂きました。

 では、手術後の画像を見てみましょう。

(自主規制により一部画像を加工しています)

リハビリ

 術後二日目でもうリハビリです。リハビリと言ってもパンパンにむくんだ傷病部位をPT(理学療法士=Physical Therapist)さんにマッサージをしてもらいます。このむくみを取らないと足指が曲げられずリハビリに支障をきたすとのことです。

 以前は術後1週間は安静と言われたのですが、最近では術後のケアーが重要視されており、術後数日でリハビリしますが、その一役を担っているのがPTさんです。このPTさんのおかげで入院期間の短縮や早期の動作能力回復が図られます。

 術後1週間で車椅子から装具を装着して松葉杖で歩行出来るようになります。手術前に装具屋さんが足の型を取り、オーダーメイドの装具を作ってもらいましたのでそれを装着します。バトルスーツのようでチョットカッコイイと思いましたが、とある人からは戦国武将の甲冑と言われました。(確かに似てる…)

 この装具のカカトにはクサビのようなものが4つあり、片足だけハイヒールを履いている感じです。(ハイヒールは履いたことないけど)このカカトのクサビを1~2週間毎に減らして少しずつ足を水平にしてきます。暫くはこの装具を装着して、リハビリに励む日々が続きそうです。

おわりに

 現在は装具を装着して松葉杖で移動することが出来ます。バスに乗車するときノンステップバスなら楽なのですが、運よくそのバスに乗車出来るとは限りません。ノンステップバスじゃなくても障害者マーク付きのバスであれば、ステップが低めで手すりが多く利用しやすいので、このサイトで乗車するバスを確認することが出来ますので大変便利です。

バスキタはお手持ちのスマートフォンで、バスの運行状況(現在地等)をリアルタイムで確認できるシステムです。

 このようにケガや病気などで身体が不自由になると普段、当たり前に出来ることが困難になり、不便さがハンパないです。これを機会にバリヤフリーな社会についてチョットだけ考えるようになりました。

おまけ(ケガの功名?)

  • ゴールデンウィーク(10連休)の予定がまっ白
  • 大名行列のような回診はウソだ
  • 手術室のBGMは誰の選曲?
  • 臆することなく優先席に座れる
  • 年配の方から席を譲られる
  • 「カラダの傷よりココロの傷のほうがイタイ」のような寒いネタを思いつく
  • このネタをタクシーで話すと車内は少しだけ盛り上がる

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