イヤホン沼
業務中、音楽を聴きながら作業をするという人はけっこう多いと思います。弊社では、常に社内に何かしらの音楽が流れているので「それでも十分」という人もいますが。 今回は、音楽を聴くときに欠かせないアイテムである「イヤホン」について、最近購入する機会があったので記事にしてみます。 「ヘッドホンはどうなの?」って声も聞こえてきますが、それはまた機会がありましたら…
最後には、自分が今回イヤホンを購入したときの経緯やその後のことについて書いていますので、お付き合いくださいませ。
どんなイヤホン使ってる?
イヤホンにはそもそも2種類ありますね。
カナル型
耳栓のような形をしていて、耳の奥に差し込むタイプのイヤホンです。 外れにくく、奥に差し込むため密閉性が高いので音漏れしにくい、といった特徴があります。 半面、長時間使い続けると耳に違和感が残ったりと、慣れが必要となるものです。
インナーイヤー型
耳の表面にある「耳介」というところに引っ掛けて装着するタイプで、昔はこの型が主流でした。 カナル型の違和感が残るなどが苦手な人がつけていたり、音に広がりが出るそうです。(使用したことがないので何ともいえませんが) 半面、密閉性がないため音漏れしやすい、引っ掛けている部分が痛くなるといった弱点があります。
私は前者の「カナル型」を使用しています。インナーイヤーは引っ掛けている部分が痛くなるので苦手なんですよね…
高いほうが高音質なの?
今の時代だと、安いものが総じて音質が悪いということではなく、比較的安価でもいい音質のものはあります。 ちょっとした「賭け」になりますが、安いイヤホンでもエージングを行うことで劇的に変わる場合もあります。
エージングって?
いわゆる「慣らし」です。ノイズやいろんな音をイヤホンから流し続ける作業です。 この作業で使う音については、Youtubeなどで「エージング」と検索すると出てきます。 注意が必要なのは、あまり鳴らし続けたり大音量でやりすぎると、かえってイヤホンが劣化してしまう場合もあるのでご注意を。
イヤーピースで変わることも
カナル型イヤホン限定ですが、イヤーピースと呼ばれるキノコの傘のようなものを変えてみると、音質が良くなる場合もあります。 イヤーピースについては知識があまりないのと、イヤーピースは実際に耳の中に入る部分でもあるので、店頭で試しに使えるところがないんですよね…
ただ、イヤーピースは消耗品でもあるので、備え付けのが汚くなってきたり、そもそも違和感がある場合は思い切って買い替えるのもありかもしれません。
実際に購入してみた
私はよく金曜日に退勤した後や休日などにゲームセンターで音楽ゲームをやるのですが、この前ふと「音ゲー用のイヤホン買おう」と思い立ちました。この思い立ちがこの記事の発端にもなりました。
まず初めに、自分の欲しいイヤホンがどんなのかを決めます。今回はゲーム用なので、
- プレイ中に外れにくい
- 外の音が入りにくい
- 筐体に差し込むため、BluetoothはNG
という3点で、これにマッチしたイヤホンがこれでした。
- ZERO AUDIO インナーイヤーステレオヘッドホン カルボ バッソ ZH-DX210-CB
また、このZERO AUDIOから出ているケースもあったので、それを購入。
- ZERO AUDIO イヤホンケース「BANECHO」メッシュドブラック ZA-BN-MBK
そして、プレイ時間は短くても1回10分、長い時には連続してプレイしたり並びなおしたりするので、長時間使ってても疲れにくいイヤーピースを購入しました。
- ソニー SONY トリプルコンフォートイヤーピース EP-TC50M
この3つで約6000円でした。
購入直後にゲームセンターに行き1~2回プレイしたところ、なんか籠っている感じがしたので、自宅に帰ってからエージングを実施しました。 そして翌日に同じゲームセンターで同じ曲をプレイしたところ、なんかいい感じになったので、今回はエージング成功です。
さいごに
このことをゲーム仲間と話していましたが、今回のだけでも軽く「イヤホン沼」に片足を入れているとのこと。 普通、イヤーピースは付属品を使い倒すらしく、すぐにイヤーピースを変更する人はそんなにいないそうです。 せっかく片足を入れてしまったので、腰までどっぷりと…とはいかずとも、また面白いイヤホンが手に入ったら記事にしたいです。
ちなみに開発室では、6人中4人がイヤホン、2人がヘッドホンを使っています。イヤホン優勢。