GUI DB管理ソフトウェアの期待の星「TeamSQL」使ってみた
こんにちは。
北海道胆振東部地震以降、気象庁の地震情報を眺めるのが日課になっている開発室員です。
最近は胆振東部が震源の地震が少なくなってきているようで、このまま落ち着いてくれればなぁ…と思っています。
さて、今回は最近見つけたGUI DB管理ソフトウェア「TeamSQL」を使ってみたので紹介したいと思います。
ちなみに普段は「HeidiSQL」を使っています。
TeamSQLとは
TeamSQLTeamSQLは、完全無料を謳っているDBをGUIで管理する為のソフトウェアのひとつです。
同カテゴリのソフトウェアとしては他に、phpMyAdminやMySQL Workbench、HeidiSQLなどがあります。
TeamSQLの何が良いのか
対応しているDB種別が多い
前述の3つのソフトウェア(phpMyAdminなど)は基本的にはMySQL(またはMariaDB)用のソフトウェアです。
HeidiSQLはPostgreSQLに対応してはいますが、DB種別を選択時PostgreSQL(実験的)と書いてあるので、正式対応ではなさそうです。(バージョン9.5時点)
PostgreSQL場合はHeidiSQLの他に、phpPgAdminなどが利用できます。
このようにDB種別によって使用できるソフトウェアが限られることも多いです。
ここでTeamSQLが現時点で対応しているDB種別を見てみましょう。
多いですよね。
しかも
今後対応予定のDB種別も複数挙げられています。
ちなみに今後対応予定の中に希望するものがあれば、TeamSQLのソフトウェア内に、「このDB種別を希望するぜ!」って公式twitterにツイートするボタンがあるので、そこからリクエストを送ることができます。
きっと希望が多いものから実装してくれるのでしょう。
SQLの実行履歴が残る
SQL文を書いてそれをsqlファイルとして保存できる。というソフトウェアは多いと思います。
TeamSQLの場合は、SQLを実行した際に、内容と時刻、対象DB、テーブルが記録されます。
SQLを保存し忘れていた。とか、頻繁に同じSQLを実行するけどその度にsqlファイルを読み込むのが面倒くさい。とか そういった時に便利かなと思います。
自動で記録されますし、再度実行する時にはhistoryタブから該当のSQL文をワンクリックするだけです。
(今の所SELECT文しか使ってないのでUPDATEやDELETEは試してないですが、DELETEなどもワンクリックで実行されてしまうのであればちょっと怖いですね…)
拡張機能がインストール可能
まだ、拡張機能の数は少ないですが、DBに保存された緯度経度からGoogleMapsを開いたり、レコードをGoogleスプレッドシートにエクスポートしたりする拡張機能などがあるようです。
今後様々な拡張機能が出てくることを期待します。
チームという概念
TeamSQLでは自由にチームを作成することができ、そこに他のユーザを招待することができます。
この機能によってチーム内でのSQLの共有が手軽に行えるようになります。
確かに便利だけど…
ここまで、軽く触って見て気付いたメリットを挙げてみました。 確かにすごく便利です!
しかし!
ちょっと動作が重いです…。
タスクマネージャを開いてみるとHeidiSQLのメモリ消費量が5MB程度なのに比べて
TeamSQLは300MB以上もメモリを消費してました…。
動作の重さは作業ストレスに直結するので、現時点では常用にはならなさそうですが、
このあたりが改善されたら本当に良いソフトウェアになると思います。
興味を持った方は是非試してみてください!