「検索力」について
SEOプロモーション事業部の橋本です。
今回は「検索力」についてお話していきたいと思います。
たとえば、通学・通勤中にスマホを利用したり、会社で調べものをする際にも利用したり、
家では、料理のレシピを調べる際や映画のチケットをネット予約をとったり
目的地への行き方を調べるなど・・・
そういったときにどのようなツールで調べますか?
本? 地図? テレビ?
大抵の方は、何かを調べたいと思ったら、手元にあるスマホやパソコンで検索して調べる方は非常に多いのではないのでしょうか?
インターネットで検索をすれば、ピンポイントですぐに答えにたどり着きやすいため、利用しやすいですからね。
ただ、同じ目的で何かを検索をしようとしても、すぐ答えが見つかる人と、調べても時間がかかってしまう人が出てきます。
これは、「検索力」があるかないかの違いになります。
次の章では、「検索力」について詳しく解説していきますね。
検索力とは
さて、「検索力」とはどういったことなのでしょうか?
前述したように、検索の仕方によって同じ答えを導きだそうとしても、時間がかかる人とかからない人が出てきます。そのため、効率よく検索し、検索時間の短縮や有益な情報に行き当たるような検索の仕方ができるような人であれば「検索力」が高いといえるのではないのでしょうか?
次から「検索力」が高いことについてのメリットについてお話しししてきます。
欲しい情報がすぐ手に入りやすくなる
「書店で気になった本があって、後で買おうかと思っていたけど、作者は覚えているけど、タイトルが部分的にしか覚えていていない」
「とあるメーカーの商品が壊れてしまった。あの型番の商品がみたいのになかなか見つけられない」
など、検索結果がなかなかヒットしないことも、検索方法を知れば見つかりやすくなります。
時間は有限ですので、素早く目的のものを見つけられることは、様々な情報を習得する手助けになります。
問題解決能力が向上する
「それ○○で検索した?」
「まずぐぐってから、それでもわからなければ質問してね」
誰かにわからないことを質問したとき、上記のようなことを返ってきた経験はありませんか?
これは、仕事をしていて、分からないことがあったとしても、人に聞く前に、自分で調べる癖が身についていると
分からないことを聞ける人がいなくても、ある程度、自分で問題に対処できるようになるため促していることが多いです。
たとえ、すぐ答えられるような質問でも、調べればすぐわかる程度の問題でしたらなるべく検索を促したほうが相手のためになるかと思います。
検索力の上げ方
ここからは、私が知っている検索力の上げ方に役立つ方法について紹介していきたいと思います。
検索フォームの使い方を覚える
検索をしていく中で必要な情報を絞って検索していくことは効率化につながります。
ここでは、Google検索フォームで使われる「演算子」や「検索コマンド」について載せていきます。
特定のキーワードを「含めず」に検索をしたい「-(マイナス記号)」
検索結果から特定のキーワードが入っていないページを表示したいときは「マイナス検索」を使います。「キーワード -除外するキーワード」するとこの場合「除外するキーワード」のみ、検索結果から除外されるようになります。
「複数のキーワードを完全一致で検索させたい(" ダブルコーテーション)」
複数のキーワードを完全一致で検索させたい場合は、「"キーワード キーワード"」のように「"(ダブルコーテーション)」で囲み検索します。
いずれかのキーワードが含む検索をしたい「or」
普通にキーワードをスペースを空けて検索されるだけでは「双方のキーワードが含まれる検索結果」になりますが、スペースではなくOR検索をした場合「いずれかのキーワードを含めた検索結果」が表示されます。
「キーワードA or キーワードB」
キーワードAとキーワードBを含めた検索結果だけではなく、キーワードAやキーワードB単体で検索した場合の検索結果も含まれます。
あいまい検索(ワイルドカード)をしたい「(* アスタリスク)」
「●●をするためには」「探している●●」など●●の中に任意の語が入るように指定して検索する方法をあいまい検索(ワイルドカード)といいます。
「任意の語」を入れる箇所に「*(アスタリスク)」を入れれば検索することが可能です。
あいまい検索 | 使い方 |
---|---|
「キーワード」で始まる | キーワード* |
「キーワード」で終わる | *キーワード |
「キーワードがつく」 | *キーワード* |
サイト内検索がしたい「site:url」
特定のサイトのみ検索をしたい場合は、サイトのURLの前に「site:」を付けて検索をします。
「キーワード site:(特定のサイトのURL)」
ページタイトルのみを検索したい「intitle:」
キーワードの前に「intitle:」を付けると、検索結果のページタイトルにキーワードを含まれているかどうか検索してくれます。
「キーワード:intitle:」
ページタイトルにキーワードが全て含まれるサイトを検索したい「allintitle:」
先の「intitle:」で検索した場合、キーワードが一つでも入っていれば検索対象に含まれてるため、「intitle:キーワードA キーワードB」などで検索した場合、キーワードAとキーワードBがどちらか含まれているページタイトルも対象になりますが、「allintitle:」で同じように検索した場合は、「キーワードA」と「キーワードB」、全てが含まれるページタイトルを検索することが可能になります。
ファイルタイプを指定して検索したい「filetype:ファイルタイプ キーワード」
「filetype:pdf キーワード」と検索するとPDFファイルのキーワードが検索されます。
これらの他にもまだまだありますので、気になった方はぜひ検索してみてくださいね。
質のいい条件の絞り方
たとえば、何かを検索する際にどういった情報が正しいのかを考えることも必要になってきます。
- 検索結果のソース元を確認する(情報の信ぴょう性)
- ページの更新時間を確認する(情報の鮮度)
- 誰が書いているの確認する
匿名のだれが書いているか分からない情報は信用していいか考える必要があり、ページの更新日時が古いサイトだと、既にその情報は使えなくなっていることも考えられます。
そういった場合、検索フィルターなどを利用して、期間指定をして検索することもおすすめします。
一つ一つのサイトを丁寧に確認するのではなく、ある程度まとめたサイトの目次や内容を大雑把に見ておいて、必要な情報があるかどうかを確認することも効率的に検索するヒントにつながるかもしれません。
まとめ
他にも、検索をしていて効率的の良い方法が見つかるかもしれません。
効率の良い検索を知れば、「調べて時間がかかる」こともなくなるため分からないことがすぐ理解できるようになるかと思います。