初ラウンドの洗礼
こんにちは!
アクセスジャパン【ゴルフ部員】のヒガシです。
そうです。
私ヒガシは、なんとゴルフ部員だったんです。
今までこちらの部活動のブログを一度も書いておらず、ご挨拶が遅くなってしまい大変失礼いたしました。
というわけで今回は『入部 ⇒ 初ラウンドまで』の思い出をブログにしようと思います。
調子に乗って入部してみた
2018年10月19日、なんとなーくゴルフ部の皆さんに同行して【1回だけのお試し】ということで練習に参加してみました。
連れて来られた場所は【打ちっ放し】と呼ばれるゴルフの練習場でした。
この施設は、自動的にゴルフボールが出てきて、それをひたすら打って打って打ちまくる、ゴルフの練習をするためだけに造られたシンプルかつ無駄のない合理的なシステムで、【打ちっ放し】と呼ばれる所以はそこにあるのです。
決して打った球を拾いになど行かない。そんな雑用はバイトがやる。
早速、部員のお一人からゴルフクラブを拝借いたしまして練習をさせてもらいました。
そして部長からクラブの振り方についてレクチャーを受けます。
私は、今まで一度もゴルフをやったことがないし、クラブを握ったのもこれが初めてでしたので、どうせ空振りしたり、ダフッたりしまくると思ってたんですが、これが…意外!
当たる当たる! じつに上手く当たります。
宝くじは300円しか当たったことないのに、ゴルフボールにはよく当たる。
そしてこれを見た周りのゴルフ部員の皆さんが私を褒めたたえる!
「あれれ?!ひがし君、上手いじゃん!」
「おー!当たってるねー!やるじゃん!」
「えッ?すごーい!…本当に初めてなの?!」
「ひがしさんカッコイイ!」
「ひがしちゃん惚れ直した!」
「ステキ!」
「愛してる!」
「ひ・が・し! ひ・が・し!」
「あそーれ、ひ・が・し!」
え…?そ、そうかしら?(〃´∪`〃)ゞ
うふふふ!
なんだか楽しくなってきちゃった♪
どんどん打つぞー!
わーい!!
…といった感じで、その日、私はとても調子に乗りました。
『あ、人ってこんなに乗れるんだ?』と思うくらい調子に乗りました。
そして、この翌日(10/20) 調子に乗ったままゴルフ部に入部したのです。
入部届の名前の欄にも調子こいて「Eldrick Tiger Woods」と書きそうになりましたが、さすがに怒られると思い、ちゃんと本名を書きました。
ふぅ。
ゴルフは、とにかく練習!
入部した年はもうシーズンも終わりかけだったし「初心者にはまだラウンドは早い!」ってことで、ひたすら練習の日々です。
初めて連れて行ってもらった練習場は、私の自宅から歩いて15分ほどの場所にあったため、仕事の後や土日にも愛車の自転車(デュラハン号)に跨って練習に行くようになりました。
そして、だんだんコツを掴めるようになってきて、いい感じに打てるようになってきました。
あー…私のような初心者が言うのもアレですが…
ゴルフってのは「型」が大事なんでしょうね。
空手の型とか、そういうのほら、あるじゃないですか、テンプレですよテンプレ。
Youtubeを見ていると、プロでさえ言ってることが違ってたり、クラブの振り方も様々あって、テンプレが色々あるんだなぁと思います。
なので、自分に合った良質なテンプレートを見つけて、毎回そのテンプレに当てはめて打てるようになればいいんですよ。
つまり良質なテンプレ探しこそが “ゴルフの要” と言えます。要潤とも言えます。
私も色々試しましたが、残念ながら未だに私にピッタリの要潤は見つかっていません。
早く会いたい……愛しの潤…ジュワァ~ン
初ラウンド「マオイゴルフリゾート」
入部してから翌年のこと。
ある日、ゴルフ部のチャットで「ラウンドの参加可否」を問うお知らせが・・・。
会場:マオイゴルフリゾート(http://www.maoi-gr.com/)
参加する人集まれー
もちろん私は、迷わずエントリー!
初めての【ラウンド】を体験する時がやってきたのです。
わくわく.+゚.+゚(o(。・д・。)o).+゚.+゚
ラウンドの日まで時間はたっぷりあるので、ちゃんと練習も欠かさず行って、当日までいっぱい練習しました。
o(゚ー゚*o)(o*゚ー゚)oワクワク♪
ゴルフを舐めていた私
当日の天気は、快晴!
朝からウンチも出た!体調バッチリ!
身だしなみも整えて、レッドブルも飲んだ!
よーーし!
いいぞーー今日はいい感じだぞーー!!
そして、車に揺られること約1時間…。
ついに私は、念願の初ラウンドのゴルフ場に到着しました!
この写真は、プレー前に集合して記念撮影したものです。
ご覧くださいこの不敵な笑みを…。
そう、この時の私には、ある1つの【確信】があったのです。
『あれだけ練習したのだから、初ラウンドでいきなりスコア100切れるだろう』…という絶対的な確信が。
だって、他の部員さんと練習に行くたびに
「ひがし上手い!」「また上達してるじゃん!」「ウッズじゃん!」
と大絶賛するんですもの。
ま、実際すごく上達していますし?
今日は体調もバッチリですし?
レッドブルもキメてますし?
さすがに初ラウンドで『100切り』は言い過ぎだとしても『120前後』くらいは余裕でしょw
そして、ついに 初ラウンドが始まりました!
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…が、しかし
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なんか…想像してたのと違う…。
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いざプレーが始まると、自信も確信もすべて一瞬で砕け散りました。
まず【体力】がまるで持たないんです。
ゴルフというスポーツは『初心者ほど疲れる』というのは本当ですね。
打ったボールが茂みの中に飛んで行ったら、そのボールを追って全力で走るわけです。
カートに乗れるのは上手く打てた時だけ。
もしボールを見失えばロストボールということでペナルティが課せらるので必死です。
全速力で走った直後に呼吸を整える間もなく次の一打を打たねばならず、ミスる確率は高くなります。
走って疲れて打ってミスして、走って疲れて打ってミスして……焦りも生まれて、どんどんミスる確率は上がります。
更に、練習場では常に平らな場所で定点の位置から打つだけでしたが、本番の【大自然】の中で打つことがこれほど難しいとは思ってもいませんでした。圧倒的大自然。
もはや次のホールに向かう時以外、カートに乗ることもできない魔のループに突入。
数ホール回っただけでこのように↓足腰がガタガタです。
なんか痛いと思ったら靴擦れもしている…
この日のために買った1枚980円のポロシャツも大量の汗でベッチョベチョ。
もはや体力の限界、千代の富士。
それでもラウンド中に「疲れたからゆっくりやろうぜ~」なんて言えません。
後続するプレイヤーたちが「遅いぞー」って言ってくるんですから。本当に。
当然、スコアは酷いもんで、いくつ叩いたかなんて忘れました。
記憶からShift+Deleteで削除しました。
これが私の初ラウンドでの思い出です…。
くやしい…!
くやしい…!!
くやしい…!!
だが、これでいい!
これでこそゴルフ!
この悔しさ、憤り、血の逆流!
私の中でメラメラと闘志が沸きあがってきたのでした。
とても実りのある初ラウンドだったと思います。
打ちっ放しは「反省会」の場所だった
初ラウンドを終えたその翌日、無性に【打ちっ放し】へ行きたくなりました。
ラウンドでの反省点を、すぐに打ちっ放しで試したくなったのです。
そう、ゴルフの練習場【打ちっ放し】は、ただ練習するだけの施設かと思っていましたが、実は『ラウンドでの反省会』を行う場所だったと気が付いたのです。
そもそも打ちっ放しだけやっても何の意味もありません。
ラウンドに行くために予習し、ラウンドで失敗した部分を復習するためにあると言っても過言ではないでしょう。学習塾みたいなもんです。
ではここで、私の練習風景を録画した動画ご覧いただきましょう。
スローモーション撮影でございます。
いかがですか?
もはや、ゴルフ歴数十余年のベテランを思わせる程の腕前でしょう。HaHaHa!
こうやって動画に収めることにより、プロ選手との違いとか、肘が曲がってないかとか、頭が上下してないかとか、顔がイケメンかどうかとか、そういうチェックを重点的に行います。
そうすることで自分の欠点を見つけて補正していけるので、とっても重要です。イケメンじゃなかったらどこを整形すべきかも見つかります。
特にこうしてスローモーションで撮影するとよく分かりますね。
自分のスイングをスローでチェックするために、わざわざGalaxy S10に買い替えたんですよ。偉いですよね。
こうして更に練習を重ね、今年だけで4~5回はラウンドに行きました。
あまり写真を撮ってなかったので枚数は少ないですが、載せておきましょう。
これは、何回目のラウンドでしたかね…?場所は「チサン」かなー。
とっても開放的で空気も美味しいです!
ゴルフ場を建てるのって「自然破壊じゃね?」と思ってましたが、こうしてゴルフ場を造ることによって、ここら一帯の自然を守ってるとも言えるかもしれませんね。
お!この写真はカッコイイですねー!
直近の「滝のカントリークラブ」で撮影されたものです。
ずいぶん大きく振りかぶってバックスイングしていますが、もちろんこの後クリーンヒットして真っすぐ打球が飛んでいきました。完璧です。
ちなみに、帽子のツバに隠れて表情がよく見えませんが、実はこの時…かなりのイケメンです。
ただ、まだちょっとスライスの軌道が出たり、力加減の調整とか方向のコントロールとかが上手く出来ないんですよね…。まだまだ練習が必要です。疲れてくるとすぐブサメンになるからそこも要注意です。
まとめ ~ゴルフは楽しい~
ゴルフを始める前までは「ゴルフなんて何が面白いんだか…。どうせ金持ちどもの道楽で、大した運動量でもなさそうだし、下々の者たちを見下しながら嘲笑い、適当に愉しんだら紅茶とか飲んで帰るだけでしょ…。紳士のスポーツだなんてよく言うぜ…。石川遼なんてただのスピードラーニング野郎だろ…」などと酷い偏見による愚かな発言をしていましたが、いざやってみるとすごく楽しいスポーツだったし、なかなかの運動量ですし、下々の者を見下したりしてないし、紅茶は飲みたければ飲めばいいし、譲り合いの精神とか芝をケアしたりする自然への敬意もあったりしてゴルファーの皆さんは良識のある紳士淑女ばかりだし、石川遼さんは天才だし人格者だし素晴らしい選手だったのだと気づかされました。本当にすみませんでした。数々の無礼と冒涜をお許しください。
ま、そういうわけでゴルフはとても楽しいです!
皆さんも少しでも興味があればやってみましょう!
以上です。
bye★